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8月・前半
8/1 hissy ツツッーと 背なを走る 汗ひとすじ
hissy 背広着る 仕事を恨む 朝着替え
くに吉 赤い汁豆腐がもぞもぞ泳いでる
クロちゃん 八朔に笑顔絶やさず舞妓さん
8/2 クロちゃん ゴロゴロと予告のあとに恵み雨
クロちゃん ゴロピカドン 雷落ちて 停電す
てるみ ゴロゴロの 音に戸惑い すがりつく
hissy 昼は蝉 夜コオロギと 葉月かな
hissy こおろぎも 鳴き急ぐか 葉月くる
8/3 クロちゃん 老犬は酷暑続きで寝てばかり
8/4 クロちゃん 湯上がりに気持ちいい風扇風機
てるみ 湯上がりに いっしまとわず 扇風機
ちーすけ 盆休み 義弟帰省で 休み無し
てるみ いろいろと 影にドラマの 盆休み
8/4 hissy 乾いて 呑むよに吸い込む 庭花壇
hissy 向日葵も 首部垂れてる この暑さ
てるみ 隅田川 舟に揺られて 真面に遊び
8/5 クロちゃん 酷暑で枝豆不作顔見せず
8/6 クロちゃん 原爆忌テレビに向かって黙祷す
てるみ 語り継ぐ 戦いの罪 まだ癒えず
8/7 hissy 夏雨に 片袖濡れて 相合傘
てるみ 直径を 我が身の併せて 傘選び
pink 夏川原 能面楊貴妃 雅なり
pink 焼け石の 熱き客席 薪能
てるみ 踊る火に 浮かぶ横顔 薪能
ネック 一雨に 乾いた大地 涼を得て
博苦 炎天に一雨欲しい水不足
クロちゃん 良く聞けば朝昼違う蝉の声
博苦 広島の平和公園蝉時雨
NANA 孫帰り 面影残る 走馬灯
NANA 月下美人 早く咲いてと 待ちわびる
博苦 朝顔の縮んだ花の情けなさ
8/8 博苦 老いて尚番犬の義務忘れじと
博苦 背を撫で骨の凹みに老いを知る
博苦 遠吠えも小刻みにして息が切れ
ネック 宣伝の マイクの声に 遠吠えす
8/8 クロちゃん 通院に帽子をかぶってサングラス
てるみ サンバイザー ポニーテールの直火焼き
8/9 pink ひと声の つくつくぼうし 過ぎし夏
博苦 黄昏に名残り惜しそう法師蝉
てるみ せみの声 電線の音と間違えて
クロちゃん 炎天下大量点の甲子園
博苦 投手戦一喜一憂汗にぎり
てるみ 甲子園 裏の大会 日の目見ず
8/10 クロちゃん 雨無くて炎天続き水心配
博苦 いつもなら憎まれ台風待ちこがれ
てるみ ひび割れるダム見て水を蓄える
8/11 ネック 蝉の声 夏を彩る 大合唱
てるみ セミたちもお盆休みか声もせず
てるみ 若き日の 思いで胸に 曲探し
クロちゃん 酷暑も孫の顔見て元気出る
てるみ つれあいと 違う世界に 映画館
hissy 傘さして 見る花火や 色鮮やか
hissy 濡れ花火 傘をはみでて 消えゆきし
hissy 浴衣着て 携帯片手の 若き娘(こ)ら
てるみ 浴衣着て 見上げる花火 手は腰に
てるみ しとやかな 歩幅にあわす 下駄の音
てるみ つりかわの 浴衣気になる 身やつ口
てるみ 期待する 色気さえぎる 作り帯
8/12 クロちゃん 夕立も半端な量で蒸し暑く
てるみ 焼き豚の 次は蒸し豚 夏肥り
8/13 pink 音聞きて 空に描きたる 花火かな
pink 花見えず 音色で描く 花火なり
てるみ あちこちで花火花火とけたたまし
クロちゃん 老犬の仕草で分かる暑さかな
8/14 博苦 盆休み禎子の願い鶴を折り
博苦 今年また御巣鷹山に残暑かな
NANA 盆休み 平和を願い 黙祷す
まさよん お茶供え せめて気分は 盆休み
まさよん 氷水 カフェで犬にも ああ残暑
博苦 残暑より熱く戦う健気な子
てるみ のんべいは 残暑も楽し ビアホール
てるみ 盆休み 人の休みが 稼ぎ時
クロちゃん 盆休みリハ通院もひと休み
クロちゃん メル友の残暑見舞いで元気出る
ネック 盆休み 早朝よりの 墓掃除
博苦 本と酒在り難きかな盆休み
ささき 海山へ 墓参遠のく 盆休み
ささき 朝顔に しばし忘れる 残暑かな
pink お坊さん 一軒ごとの 盆法会
pink もてなしや お庶路意さまの 里帰り
pink 稼ぎたし 残暑厳しき 盆休み
くに吉 風走り一息入れるも残暑在り
くに吉 夏の日を憶えておけよと残暑かな
くに吉 封印をそっと開いて盆休み
くに吉 盆休み亡き友背負い屋根仕事
だるま君 朝顔に 明日の励みの 花を見る
だるま君 水涸れて ダム湖の底に 郷を見る
だるま君 残暑なり 一筆かきて 夕の雨
だるま君 盆休み ペン先踊る 地図の旅
だるま君 故郷が 笑顔に染まる 盆休み
博苦 盆東風に触れる季節の忍び足
hissy 墓参り 熟慮せずに 傘持たず
hissy 墓参り 終えての後は 夏休み
hissy 盆が来て 向田邦子の 本を読み
hissy 盆終わり 急に減るや 蝉の声
hissy 盆休み 訃の報せも メールなり
hissy 盆休み メールで仕事 指示してる
hissy 里帰り 故郷(くに)からメール 夜の娘(こ)ら
hissy 雨強く 墓を洗いて 線香消ゆ
8/14 クロちゃん 酷暑で水道の水暖かく
てるみ 製氷機 調理の腕を上げて見せ
8/15 クロちゃん 墓参り行けぬと詫びる仏前に
博苦 静けさや般若心経墓参り
てるみ 里帰り 墓参りもせず 店の番

8月・後半
8/16 青柳紀則 へら竿の 穂先ゆれてる 盆休み
青柳紀則 汗ぬぐう 今年の芋の 残暑かな
青柳紀則 年一度 子供ら集う 庭残暑
青柳紀則 盆休み 庭の焼肉 子供たち
博苦 盆休み釣りに行きたや父の顔
博苦 盆開けの朋に背負われ山上湖
てるみ 孫たちと仲見世のぞく盆休み
てるみ 父母に土産選んで盆休み
ささき 畑仕事 終えて一気に 生ビール
ささき 並び待つ 屋台のビール 踊り前 
博苦 生ビールこの一杯で仕事終え
てるみ ジョッキーを 片手に振り向く 縄のれん 
クロちゃん 地元校負けて寂しい甲子園
てるみ 甲子園 母校は一度も 顔見せず
8/17 クロちゃん 盂蘭盆にういろう供え父母偲ぶ
てるみ 父の絵に供え物して隠れ盆
8/18 ゆうこ 誘惑に 負けて後悔 ビール腹
ネック 誘惑の ビール飲まずも 布袋腹
てるみ ウエストのホックをはずすビール腹
hissy 盆明けて なぜか目にいる 赤トンボ
hissy 燕の子 餌をねだりて 親拒む
博苦 文字に観る花鳥風月四季の色
てるみ 歩み来た 思い出のとき 矢の如し
てるみ 戯れて味わううちに時が過ぎ(^0^)
クロちゃん 孫日焼け爺ちゃん似とからかわれ
てるみ 日焼けして きゅうりの輪切り ほほにのせ
8/19 博苦 青い空海月空気山の緑
てるみ 山頂で、果てを眺め 深呼吸
クロちゃん 老犬を目当てに回る扇風機
8/20 クロちゃん 心配な台風進路祈るのみ
てるみ 台風のオフ会もまた思い出に
8/21 hissy 玄関に 植木並べ 裏口から
hissy 電線に 止まりし燕 不安定
クロちゃん 台風の中でオフ会絆濃く
8/22 hissy 西は青 東は黒と 過ぎた後 
hissy こんなにも 空が青いか 嵐過ぎ
てるみ 台風の 被害に備え 食いだめし(^0^)
まさよん ああ夏も 涼しい風と 去りゆくや
まさよん 夕の冷えに あの暑ささえ 懐かしや
まさよん 想わずとも 夏の終わりは ノスタルジー
まさよん 台風の 胸焦がす風 狂おしく
まさよん 夏だけは 故郷と話題が 重なりて それさえ風が 運びゆかんとす
博苦 見上げれば故郷の空と重なれり風に想いを運び行かんや
クロちゃん 壊れ傘台風あとのゴミ箱に
博苦 破れ傘舌と一つ目化け屋敷
てるみ やぶれ傘 100円ショップで 折りたたみ
8/23 クロちゃん 日影入り散歩仲間で犬談義
博苦 長話犬もトイレに落ち着かず
8/24 ゆうこ うるさかろぅ ここちよかろぅ 秋の声
ゆうこ 秋の夜に 虫の音時雨 降り注ぐ
hissy あの程度 再度来いよ 雨連れて
博苦 処暑過ぎて深まる気配処処個々に
てるみ 台風の おかげさまさま 一休み
博苦 味噌を嘗め嘗めては飲んだ秋の宵
博苦 弧庵酒谷中生姜に味噌絡め
ネック 海鮮の サラダに凝って スマートに
ネック お野菜を もりもり食べて ダイエット
ネック 白米に 雑穀入れて 健康に!
博苦 棒棒鶏(バンバンジー)胡麻味噌風味酒の供
てるみ 夏ばてが よりそい秋の 気配する
クロちゃん 残暑も朝夕涼し秋気配
8/25 (fgf) 遊びすぎ夕暮れ怖い幼き日
てるみ 競泳用 もっこり胸筋 バスト無し(^0^)
クロちゃん 剪定で落ちた巣探す鳩哀れ
てるみ 巣立ちする 落ちた子供に 母の声
8/26 金さん 颱風の過ぎてにぎわう蝉時雨
博苦 一夜かけ殻を脱ぎ捨てセミ・ヌード
クロちゃん 無花果に幼き頃の里の家
(fgf) 上見れば夕暮れの空ピカピカに
8/27 ゆうこ 水の花 ひっそりと咲く 秋の川
ゆうこ 澄みし川 梅花藻織り込み 秋模様 
博苦 夕立を眺めつまみは味噌むすび
hissy 窓あけて風に匂うか麹味噌 
ささき 世界一は故郷産よ手前味噌
ささき 日本にもあったぞ月山南蛮味噌
クロちゃん 残暑も行合(ゆきあい)の空爽やかに
てるみ 着物出し まだまだまだと 残暑かな
pink 鈴虫の 涼しき宴 やすらげり
てるみ 鈴虫の 声も今では 油蝉
8/28 (fgf) 波しずか夕陽おちくる夏の浜
8/28 句会衆 hissyさん、誕生日♪おめでとうございま〜す!
hissy 誕生日 冥土の旅の 一里塚
だるま君 秋の宵 想いで巡りて 明日を見ゆ
8/28 クロちゃん 夏の日の思い出綴り軽やかに
8/29 hissy 稲を刈る隣の稲田はまだ青し
hissy 秋晴れて道路をバッタ跳ねゆきし
てるみ 食欲の 季節うらめし 握り飯
8/29 クロちゃん 秋に入り千と千尋に涙する
8/30 博苦 早朝の澄んだ景色と秋の風
博苦 初恋のさわやか笑顔遠くなり
hissy 秋風に誘われ咲くやおみなえし
hissy ききょう花咲き終わりし秋の風
hissy 寂しさにふと感じたる秋の風
hissy さんま焼く匂い過ぎゆく秋風に
hissy さわやかな夜風あたりて月赤し
hissy 爽やかと云うにはまだの残暑かな
クロちゃん 秋風が歩行訓練後押しし
クロちゃん 老犬の朝晩散歩爽やかに
博苦 秋の風花香ほのかに深呼吸
博苦 炭酸泉肌に喰い付く爽やかさ
かみ 秋風や懐かし夜半にしのび来て
かみ 秋風やまだ青春の香りする
かみ さわやかと何もなくて口ずさむ
てるみ ロマン追い 秋風を待ち 涙する
てるみ さわやかに 過ぎし時代を 胸に秘め
てるみ いつまでも どんな出会いも さわやかに
ネック 秋風の 吹く方を見て 風見鶏
ネック さわやかに 明るく生きた テル悲し
ネック (金子みすゞさん)
ゆうこ 風まとい コスモスゆらり ゆらゆらり
ゆうこ 背伸びして 秋さわやかと 思う朝
hissy 挨拶に爽やかだねとエレベーター
hissy 萩咲きて騒音の中に秋をみる 
ささき バイク駆り 鳥肌となる 秋の風
ささき 秋風と 山野めぐりの 御中道
だるま君 色黒の 肌を洗ひし 秋の風
だるま君 さわやかな ミントの風に 目覚めなる
だるま君 秋風に べダルも軽く ショッピング
クロちゃん 一雨で涼しさ急秋の入り
8/31 クロちゃん 爽やかでリハビリの汗心地よく
てるみ まいう風 試練のときでも やっぱり食して


































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