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6月・前半















6/1 hissy 衣替え 白のブラウス 目に目映し
博苦 夏服の白さ弾ける通学路
hissy 押されきて 目の前にある 白き胸
てるみ 浮かびきて 目の前にある 白き胸
博苦 湯に感謝垂れた二山浮き上がり
クロちゃん 鉢植えの紫陽花映える雨上がり
博苦 一雨で紫陽花の色濃く淡く
てるみ いつの日か 送りし紫陽花 母の庭
6/2 hissy 山紫陽花 日ごと紅濃く 梅雨間近
博苦 鹿威し響く満庭紫陽花寺
てるみ 観光の 紫陽花疲れ 色あせる
クロちゃん 衣替え白い靴履きリハビリに
博苦 納骨の準備で僧も衣替え
てるみ クーラーの 温度に気遣う 梅雨時
6/3 hissy あまりにも 暑くお犬も 影歩き
博苦 禅寺の紫陽花越しに経の声
てるみ 蒸し暑く 臍だしルック 異邦人
てるみ 臍ピアス 見て見ぬ振りする 中高年
クロちゃん 薄暑に孫と戯れ汗にじむ
博苦 長講に僧の額も汗にじみ
てるみ 鏡見て 化粧崩れに 百面相
6/4 hissy 梅雨前の 陽眩ゆくて 日陰に立つ
てるみ 客足が 途絶えて やっと一休み
クロちゃん 蒸し暑く我慢できずに扇風機
てるみ 寝不足に ラム入りアイス 目がうつろ
6/5 博苦 初鮎の化粧塩焼く香ばしさ
hissy 初鮎に たで酢の緑 鮮やかに 
hissy 梅雨に入り 車走る音 一段と
博苦 気象庁宣言したとは梅雨知らず
てるみ 外務省 心の中に カビが生え
クロちゃん 梅雨入りで園児の傘が花のよう
博苦 白ピンク赤黒黄色梅雨の花
てるみ 傘の下 長靴だけで 子を見つけ
6/6 hissy 梅雨入りて ルーズ足映る 舗装濡れ
クロちゃん 水不足心配いらぬ梅雨来たり
博苦 また停電電力不足ロスの梅雨
6/7 hissy 雨降りて 睡蓮鉢の 水溢る
博苦 梅雨の朝夜来の宿雨うそのよう
クロちゃん 洗濯を急いで済ます梅雨晴れ間
てるみ 梅雨晴れ間 すべて干したら 雨になり
てるみ 家中が 七夕になる 梅雨時
hissy 窓越しに 満月ゆえの 梅雨晴れ間
6/8 hissy 週末の 車内少し 華やかに
博苦 りんご入れ 車内少し 華やかに
クロちゃん 蒸し暑く身体火照って熱計る
6/9 (fgf) 紫陽花を 店に飾って 梅雨入りだ 
(fgf) 紫陽花に つゆの季節を 伝えられ  
まさよん 満月が 雲にかくれたり 出てきたり
まさよん 闇の中 満月に光る 水平線
クロちゃん 夏来たり白衣のナース生き生きと
ネック 中元の 誘い届いて 夏来たり
てるみ 病んでても 白衣を見ると 襟ただし
6/10 クロちゃん 夏の日のリハビリの汗気持ちよく
てるみ 接客に 慣れずにいまだ 汗をかき
6/11 hissy 包み込む ほのかな蛍に 指紋見ゆ
hissy 蛍狩り ほのかに落とす 二人影
ネック 蛍灯の 幻想なるに 吸い込まれ
てるみ 観光に 蛍を放ち 村おこし
クロちゃん ビール恋し休肝日の暑い夜
まさよん 休肝日 その日にかぎって 何故暑い?
てるみ ジョッキーの 数が仕事の 量で減り
6/12 博苦 梅雨盛り甘い香りの南香梅
博苦 梅雨盛り青に紅指す南香梅
まさよん 海風に 花びら落とさじと ベランダの薔薇
まさよん 2年目の 枝にえんじの 薔薇新芽
てるみ 月日立 バラをささげる 人もなく
クロちゃん 子に引かれ老犬の散歩夏の夕
てるみ 夕立に おびえる犬に 思いはせ
6/13 NANA 久しぶり ネットサーフィン なつかしく
NANA 姿勢よく 何を見つめる 菖蒲たち
てるみ 心打つ 句を見て 欝をふっとばし
クロちゃん どんよりと雨雲重くのしかかり
てるみ 心ある 客に出会いて つゆはらい
6/14 博苦 新入生露地で菖蒲と背比べ
博苦 白い服見ている方の涼しさや
博苦 黒い服見ている方の暑さかな
ネック 涼やかな 白き半袖 通学路
てるみ 絵筆持ち 初心者競う 花菖蒲
てるみ 夏服と 空を眺めて したくする
博苦 杜若(かきつばた)白と紫映えにけり
まさよん 袖無しで 昼間の太陽 身に受ける
まさよん 夏服の 胸元まぶしき 椰子の下
hissy 半袖に 触れてときめく 電車揺れ
hissy 腕まくり 衣替えした 気分となり
hissy オフイスに 長袖はおり 夏来たり
hissy 新学年 折り目も白く まばゆけり
hissy 夏来たり 胸元まぶしく 目そらす
hissy ひんやりと 触れた二の腕 目を交わす
hissy べっとりと 触れた二の腕 横を向く
hissy 咲き競う 菖蒲園に 人足りて
hissy 雨に濡れ 菖蒲だらり 重たげに
hissy 三脚が ずらり並ぶ 菖蒲園
hissy 萎みたる 菖蒲越えて 二番花
博苦 夏服も着てりゃ服だが脱ぎゃーボロ
金さん 花菖蒲 一輪挿して 涼を呼ぶ
だるま君 夏服に 覗く介護の 力こぶ
だるま君 たらい湯の 触れし菖蒲に 赤子泣く
だるま君 息災を 願うてながす 菖蒲かな
NANA 夏服に 色香漂う 健康美
NANA すっきりと 伸びたる菖蒲 梅雨空に
NANA 花しょうぶ 尊き色に 心和む
NANA 菖蒲湯に つかりし昔 なつかしく
博苦 本土寺や綿々続く花菖蒲
かみ 夏服や着初めし少女の白き腕
かみ 夏服や雨に濡れ居て光る人
かみ 菖蒲葉やするり降り行く雨の粒
クロちゃん 待合所夏服並び涼しげに
クロちゃん 暑くなりTシャツ着て若返り
だるま君 空梅雨に 農夫の顔は 曇りがち
だるま君 久方の 雨に安堵の 明かりさす
だるま君 紺色に 染めて梅雨消す 絵筆かな
博苦 雨上がり畔に準備の田植え人
クロちゃん 梅雨寒に昔仲間とあたたかく
博苦 梅雨寒に鍋はないかと店に問い
6/15 hissy 沙羅の花 ポトリと落ちて 雨強し
クロちゃん さくらんぼ何故か大きいアメリカン
てるみ さくらんぼ チョッとくわえて 口移し
(fgf) 野鳥きて みんなで盗るよ さくらんぼ 
6月・後半
6/16 (fgf) 夏服は 雨に濡れても すぐ乾き
(fgf) 勝負は 花菖蒲の 黄色なり
(fgf) クロちゃんの 赤いチェリー 食べたいな
(fgf) みぎひだり チェリーつけて イヤリング 
(fgf) 紅一点 花菖蒲は サトイモ科 
てるみ 梅雨空に 新の菖蒲と 古のあやめ  
てるみ かわいくも 妖しくもある さくらんぼ
(fgf) 二世帯に 嫁の菖蒲と 姑アヤメ 
hissy 露草を 畦に見つけて 夏来たり
hissy ぶどう棚 袋かぶせて 義父弱る
hissy 梅雨晴れ間 人開演前に 能楽堂
博苦 河蜻蛉流れの上をゆったりと
てるみ ホームレス 寝床もとめて 商店街
クロちゃん ハンカチを出かける前に確認し
博苦 ハンカチで涙をお拭き可愛い娘
6/17 (fgf) 削除する 削除キー書き 書きまくり
(fgf) インコ君 ホンダクリオと ないている 
(fgf) クリオ君 ホンダクリオの マスコット
(fgf) クリオがね ”シートベルト"と 話ししてる
(fgf) なんかへん クリオが吠える ワンワンと
博苦 梅雨の午後ゴロ寝でル・マン本と酒
博苦 懐かしいベントレー車に目を見張り
てるみ お台場の車のショウは見たけれど
hissy 芝の中 まっすぐ伸びて ねじり花
hissy 垣根覆い のうぜんかずら 朱暑く
hissy 梅雨晴れ間 土堤にあがる 亀二匹
博苦 亀二匹蓮葉の上で日向ぼこ
(fgf) 屋根の上 のうぜんかずら 顔を出し
クロちゃん 夏の日に癒しのCD海の音
博苦 夏の日に演歌の小節海の音
てるみ 店先に FM流し 気を休め
(fgf) クリオ君 FM聞いて 留守番し
(fgf) クリオ君 FM聞いて 一人待つ
6/18 クロちゃん 夏みかん一人寂しく半分食べ
てるみ 夏みかん一口顔がやせて見え
博苦 夏みかん見ているほうが口すぼめ
(fgf) 夏みかん クリオもスッキ 飛んでいくぞ 
(fgf) 夏みかん インコ片手に 口すぼめ
(fgf) クロちゃん クリオもスッキ 夏みかん 
(fgf) 食事せず 遅い夫を 一人待ち  
6/19 (fgf) キンギョソウ みんな揃って チイパッパ
(fgf) 夏来たり 折鶴欄は 背比べ
博苦 金魚草風でゆらゆらフラダンス
てるみ 軒先の 江戸風鈴の 金魚ゆれ
NANA 老犬の いたずらな手に 花しおれ
NANA 悪さして 涼しい顔で 絡みつく
NANA 雨雫 磯の香りに 和らぐ身
博苦 妻の撒く打水の音昼寝かな
てるみ 食卓の 皿半分を きれいにし
クロちゃん 蒸し暑く子犬うろうろ場所探し
博苦 開け放し夜風恋しや蚊に刺され
てるみ 蒸し暑く 犬もうがうが 寝言言う
6/20 hissy 大雨の 東の空は 真っ青
てるみ 雲の下 雨と晴れとの 境見る
博苦 齧りつき出べその脇でよだれ拭き
NANA 晴れ間見て 元気になってと 植えかえす
てるみ 苺植え 買ったほうがと やじられる
博苦 バタフライ取ったほうがと野次られる
クロちゃん リハビリもクーラー効きすぎ汗も出ず
てるみ ドライかけ 熱い緑茶で 一休み
博苦 ドライかけ汗かきドライカレー食べ
6/21 クロちゃん 若者がバイクで遊ぶ夏至の夜
博苦 騒音に見て見ぬ振りのポリの夏
ネック いとかなし 恒例のよう バイク事故
hissy 夏至迎え この半年を 振り返る
ネック 夏至迎え 後半年に 思い寄せ
博苦 夏至迎えこの半年の腑甲斐無さ
6/22 まさよん 夕食後 コーヒー片手に 見る夕陽
まさよん 椰子の木の 影をまたいで ケン・ケン・パー
博苦 朝食後L.A.想い見る朝日
博苦 夏茶会ケンケンパーで躙り口
ネック 猛琥ファン M木帰れの 大合唱 
ネック 若鮎の 川遡る 勇ましき
博苦 鮎上る河を孫子に残すべし
(fgf) ビール飲む この瞬間 疲れ取れ
クロちゃん 暗くなり梅雨前線すぐそこに
博苦 雨雫明日を占う梅雨遊び
6/23 博苦 明星を探し夕顔店仕舞い
(fgf) たのまれて 文書作成 夜が明ける
hissy 雨重く ポトリ音して 散る木槿
博苦 有楽窓木槿一輪二畳庵
クロちゃん 重たげに真っ直ぐ落ちる梅雨本番
博苦 梅雨雲の上で鳴ってる飛行音
6/24 博苦 無所属を貫き通せ最後まで
博苦 大声で環境叫ぶ選挙カー
博苦 迷う名を連呼の不快から外し
(fgf) 選挙カー 電話聞こえず 耳ふさぐ
クロちゃん 明け早く休みも早起き犬散歩
(fgf) 遊歩道 沈む夕日と サーファー
6/25 (fgf) マクロ記し 文書作成 出来上がり
博苦 デジカメのマクロが欲しい黴写真
(fgf) 入門 ホームページに 挑戦
hissy 背広着て ノースリーブを 恨めしげ
博苦 ホットパンツタンクトップに目細め
クロちゃん 落ち着かぬ老犬思いクーラー入れ
博苦 古クーラー唸り音だけイッチョまえ
(fgf) 衰えて リモコン利かぬ 古クーラー
6/26 博苦 南風(はえ)を受け純風満帆角出船
博苦 白無垢の命短し夏椿
hissy あまりにも ただあまりにも 蒸し暑き
博苦 扇風機風を導く窓を開け
ちーすけ ああ暑い 出るはため息 汗ばかり
(fgf) 昼ご飯 1人で食べた うまい寿司
(fgf) 置くときは マージャンの手 にぎるグー 
クロちゃん 熱帯夜タイマー切れてすぐつける
6/27 NANA 愛犬も お腹を見せて 涼を取る
NANA 年重ね クーラー恋し 自然派も
博苦 冷蔵庫氷作るの間に合わず
hissy 鴨去りて 鷺と川鵜の 池となる
博苦 堪り兼ねクーラー入れる意気地無し
クロちゃん リハビリの通院暑し夏きたる
6/28 hissy 紫陽花の 花火散って 夏来る
ちーすけ 更年期 自己診断で 家事サボリ
てるみ サボターッジュ 嘘も方便 身を守れ
クロちゃん 扇風機の風で落ち着き犬昼寝
てるみ 毛皮着て クーラーで寝る 贅沢さ
6/29 博苦 どんよりと梅雨雲低くとどきそう
博苦 六月尽思い遣られるこの暑さ
hissy 梅雨晴れ間 頬知らぬまに 蚊にくわれ
hissy 梅雨の中 燕飛び交う 用水路
hissy 街灯に 雨しきりに降り しばし見る
hissy 梅雨の夜 妻梅を洗いて 香りたつ
博苦 空梅雨で季節飛び越えじりじりと
博苦 空梅雨にもう開けたかの勘違い
ネック 梅雨映えの 青き紫陽花 麗しき
ネック 梅雨になり 咲き咲く紫陽花 立夏待つ
クロちゃん 梅雨入りで紫陽花の色鮮やかに
クロちゃん 梅雨時も欠かさぬ散歩老いし犬
博苦 ランニング我が夏服と言ってのけ
博苦 Tシャツにジャンバー羽織り冬服に
だるま君 パソコンに 戯れし吾 梅雨知らず
だるま君 移り気は 白き紫陽花 選びけり
だるま君 石を打つ 雨音つよき 夜長かな
hissy 雨の中 蝶々低く さまよえる
hissy 雨つよく 蝶雨宿り 傘の中
かみ 梅雨の夕スポーツジムへ人や入る
NANA 腹が立つ むかつく気持ち 雨よ流せ
NANA 咲いてよと 葉ばかり茂る 紫陽花に
NANA 梅雨時は たどり着いたら 美女ふたり
てるみ 梅雨時の 髪はしっとり 襟足に
てるみ 装えど 梅雨時の髪 定まらず
博苦 青空に雷雲高くもりもりと
博苦 気象庁梅雨開け予報下駄に聞き
博苦 激辛麺拭いて尚出る玉の汗
博苦 痩せ我慢してみたけれど汗疹出来
博苦 神棚の位置にクーラー様を付け
クロちゃん リハビリはクーラー止めて汗を出す
てるみ 汗かいて 人相代わり 化粧する
6/30 pink 葉の苦くふくよかなりて女郎花
ふきさん なにもかも 日に当てたくて 梅雨晴間
ふきさん 薬湯の 匂ひこもれる 梅雨厨
ふきさん 癖のある 宿下駄重く 梅雨湿
クロちゃん 孫元気あせもつくって飛び回る
てるみ 成人の 婆なつかしく 孫を見る
hissy 息子来て つまむ寿司は 夏穴子
てるみ ルーターを 息子と一緒に 格闘し


































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