１月・前半
| １／１ |
古苑 |
東より 光さしこみ 明の春 |
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古苑 |
思い出を ひとつ投げかけ 初昔 |
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かみ |
初浅間富士姿見の月夜かな |
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ゆうこ |
新年に 一句よみたや でもでない |
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極楽とんぼ |
露天風呂 湯気の向こうに 初日さす |
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クロちゃん |
大吉に心晴れ晴れ初詣 |
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hissy |
初詣バイトの巫女の初いらさ |
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hissy |
墓参り石を洗いて心洗う |
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hissy |
久しぶり親子三人燗つける |
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hissy |
燗つけて子に注がれて酔い早し |
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てるみ |
元旦や挨拶代わりの店の番 |
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古苑 |
元日の東の空より朝日さし |
| １／２ |
うー |
お正月 忘れし時を 思い出し |
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てるみ |
懐かしき友を呼び出すお正月 |
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古苑 |
お正月わけのわからぬ電話あり |
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うー |
忘れまい あなたのことは いつまでも |
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クロちゃん |
ひとり飲む下戸家族の新年会 |
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極楽とんぼ |
チンいわせ ひとりで飲んでる さんがんち |
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てるみ |
お正月暮れに飲み過ぎ酒を断つ |
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古苑 |
いつもより酒量もあがるお正月 |
| １／３ |
博苦 |
駅伝で今年も終る寝正月 |
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てるみ |
晴れ着来て小さな店を駆け回り |
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古苑 |
晴れ着着た隣の娘にお年玉 |
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ばにらあいす |
初詣 人込み独り 願い込め |
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クロちゃん |
三が日食べ過ぎお腹黄信号 |
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まさよん |
食べ過ぎで胃よりも肌にブツブツが |
| １／４ |
博苦 |
初参り小銭探して首かしげ |
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博苦 |
初参り一円投げる勇気なく |
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博苦 |
初参りお札を投げて胸を張り |
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古苑 |
初参りいつも持ってく小銭いれ |
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てるみ |
神様も片目で賽銭のぞき込み |
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クロちゃん |
近況を賀状で知って懐かしく |
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古苑 |
飲み会の案内よろし年賀状 |
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博苦 |
年賀状添える言葉の暖かさ |
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てるみ |
楽しみと言われて開く新年会 |
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hissy |
初雪がドカ雪では情緒なく |
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hissy |
二の字をも書けぬ深雪息白く |
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hissy |
初雪で賀状届かず空仰ぐ |
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博苦 |
泣きそうな雲と空風寒の入り |
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hina |
ドカ雪に 腰をやられて 駄馬と化す |
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古苑 |
わたよりもかるくて白い雪が舞う |
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てるみ |
満天の星空の下露天風呂 |
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てるみ |
見栄張ってちびセーターにスニーカー |
| １／５ |
NANA |
鈴の音 木枯らし吹いて 姿なく |
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NANA |
悪いなと 気遣う顔に 雪が舞う |
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hissy |
懐かしき去年の思いよみがえる |
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hina |
初春の 願いとどけよ 天馬飛ぶ |
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博苦 |
初夢で逢いたい人と手をつなぎ |
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古苑 |
もう一度逢いたいのです夢つづき |
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てるみ |
紅白のイルージョンにて天馬飛ぶ |
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クロちゃん |
去年今年リハビリ通いまだ続く |
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博苦 |
リハビリに年末年始休み無し |
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てるみ |
年かさねだましだましで体維持 |
| １／６ |
NANA |
北風と 宴を胸に とわの人 |
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NANA |
初春に 子らに囲まれ 永久の笑み |
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てるみ |
偽札が浅草仲見世闊歩する |
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hissy |
残雪の眩しく映える屋根雀 |
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hissy |
氷張る池面の端のカモ数羽 |
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hissy |
氷割り川鵜顔出し魚光る |
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てるみ |
太平洋日の出の無効に島を見る |
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てるみ |
ひんやりと頬にキスする冬の風 |
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てるみ |
露天風呂ラジエターにと足あげる |
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古苑 |
初参り 雪の向こうに かすむ山 |
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古苑 |
お弥彦の 鳥居の先の 垂り雪 |
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クロちゃん |
旧年の検査結果をまとめ見る |
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古苑 |
薄皮を剥いで行くよに安定し |
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てるみ |
毎年の検診結果で年感じ |
| １／７ |
ばにらあいす |
七草でダイエットして菓子眺め |
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博苦 |
片想い粥より勝るダイエット |
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ばにらあいす |
ストレスで痩せるか太るか分かれ道 |
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クロちゃん |
騒がしく松の内から道起こし |
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博苦 |
工事止め好事に代えて柑子食い |
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てるみ |
寝不足でお顔の工事忙しく |
| １／８ |
ネック |
七日粥 すすりて健康 願望す |
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ネック |
女正月 松は明けても 忙しく |
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博苦 |
粥啜り吐く息白く松の内 |
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古苑 |
春見つけセリにナズナに粥の中 |
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てるみ |
松の内過ぎてもいそがし粥忘れ（＞。＜）＞” |
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クロちゃん |
せっかくの雪も横降り寒さだけ |
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博苦 |
雪よ雪風情程度に降っとくれ |
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古苑 |
雷とみぞれと風と円舞曲 |
| １／９ |
hissy |
あちこちに雪残り既に小寒 |
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hissy |
襟立てて早足なるも寒さゆえ |
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古苑 |
小春日もかみなり様と雪の中 |
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てるみ |
新年は寒さを味わう暇もなし |
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博苦 |
テレビでも年始のマサモト懐かしく |
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てるみ |
犯罪を垂れ流しにする国暗示 |
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てるみ |
他国より友来たりてもいかんせん |
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てるみ |
平和ぼけねらい打ちされ大あわて |
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ばにらあいす |
七草を言えたら「あなたも年寄りね」 |
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博苦 |
七草を言えない「あなたも大バカね」 |
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古苑 |
七草を指を折りつつ数えてみ |
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クロちゃん |
通院日歩行器持つ手かじかんで |
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てるみ |
水仕事手仕事悲しひび割れて |
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古苑 |
あかぎれの痛さで深い冬を知る |
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ネック |
間接に あかぎれ有りて 冬恨む |
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かみ |
指あれど古傷寒く痛みをる |
| １／１０ |
クロちゃん |
還暦の同期集まり新年会 |
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極楽とんぼ |
ああ六十路 峠の向こうに 陽光見ゆ |
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古苑 |
喧騒の電話の向こうの新年会 |
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てるみ |
同期会見えないものが見えてきて |
| １／１１ |
hissy |
５時過ぎてまだ山見ゆる明け十日 |
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hissy |
夕焼けが窓に映えて仕事の山 |
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hissy |
暖房を耐える半袖ペットボトル |
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てるみ |
気がつけば洗濯物が闇の中 |
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クロちゃん |
還暦の同期みんな木の葉髪 |
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極楽とんぼ |
黒い髪 苦労が足りぬと ひやかされ |
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かみ |
この年でカツラの疑惑既になし |
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かみ |
白髪はないけど髪もナシのかみ |
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てるみ |
いつの日か今会う時と同期会 |
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古苑 |
なんとなく人恋しさがつのります |
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hissy |
同期たち年々増える鬼籍組 |
| １／１２ |
クロちゃん |
数の子と煮豆まだある松の内 |
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てるみ |
正月や仕事で感じるだけとなり |
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hissy |
犬散歩喉渇きておーいお茶 |
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hissy |
おーいお茶犬と私で飲み干して |
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博苦 |
おーいお茶言うより先に差し出せり |
| １／１３ |
古苑 |
薄日さす縁側の先ネコ憩う |
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古苑 |
愛日を両手で受けて春ちかし |
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古苑 |
風花が舞ってひととき冬忘れ |
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博苦 |
雪雲の果ての弥栄(いやさか)君想い |
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てるみ |
青春の思いで肴に飲み明かす |
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hissy |
小春日に誘われ妻と散歩かな |
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クロちゃん |
小餅入りの鏡開きでぜんざいを |
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古苑 |
気がつけば鏡開きを待たずして |
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hissy |
ぜんざいを飲み屋で出され鏡割り |
| １／１４ |
兼日題は「新年の季語」なら何でもOKです！ |
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博苦 |
乱れ世の安寧祈る初参り |
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博苦 |
寝正月雑煮の食えるありがたさ |
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古苑 |
木枯らしに襟元あわせ初詣で |
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古苑 |
初春に山茶花の花凛と咲き |
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古苑 |
ストーブの雑煮のにおい冬の朝 |
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かみ |
富士が峰撫でて優しき初日来る |
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かみ |
光来て初日にまとふ火照りかな |
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hissy |
初詣で懐小銭温もりて |
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hissy |
湯気白く匂い立つや雑煮椀 |
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hissy |
名店のお節今年も箸躊躇 |
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hissy |
歌歌留多得意札を姪飛ばし |
|
hissy |
初雪の重み耐えて水仙咲く |
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hissy |
初釜に足袋こはぜ光りをり |
|
hissy |
左義長の薪積み上げて砂利を掃く |
|
hissy |
成人の日に告ぐるかや宿る子を |
|
hissy |
未婚の娘（こ）に告げられてただ父虚ろ |
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hissy |
娘（こ）の頬に思わず延びる父の手や |
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hissy |
まぁまぁと我れ中に割って長談義 |
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クロちゃん |
初詣初体験の車椅子 |
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クロちゃん |
初釜に昔の着物出してみる |
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ささき |
新年も 歯と目の治療と 宮参り |
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ささき |
初暦 歯と目の治療日 テェック入れ |
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ささき |
成人式 大人になれぬ 子供達 |
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ささき |
成人式 何の祝いか 遊園地 |
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ささき |
初詣 婿殿増えて ２往復 |
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pink |
初詣で篝火むこう揺らぐ顔 |
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pink |
酒盛りの顔ほころんで年始かな |
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pink |
娘らに振袖着せて初汗し |
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だるま君 |
明け祝う 言葉ひとつの 夫婦花 |
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だるま君 |
若湯入て 頬をつたいし 幸の露 |
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ネック |
商売の 繁盛祈り 恵比寿参り |
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ネック |
五竜岳 初スキー客 賑わえリ |
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ぱふぱふ |
元日の休まぬ街に目を覚ます |
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ぱふぱふ |
のんびりと平常心で見る初日 |
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ぱふぱふ |
腕時計はめて年始の顔になる |
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ぱふぱふ |
パソコンのスイッチを入れ初仕事 |
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ぱふぱふ |
追伸の一行うれし年賀状 |
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ぱふぱふ |
初釜や嫁ぐ話しに華やぎぬ |
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ぱふぱふ |
おめでとう遠き電話の置きみやげ |
|
ぱふぱふ |
あの人を抱いて眠れよ松飾り |
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ばにらあいす |
「今年こそ」毎年思う思うだけ |
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ばにらあいす |
お年玉もらうも孝行なのかしら |
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NANA |
成人式 親も一緒に 式典へ |
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NANA |
ちさき目に 見つめられて 成人式 |
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NANA |
小春日に とんとの炎 心和む |
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てるみ |
新年会喜ぶ再会誓う再会 |
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てるみ |
初仕事波乱の幕開け身を清め |
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てるみ |
雑煮椀今年こそはと餅減らし |
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てるみ |
晴れ着来て回しを締めて身を締めて |
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極楽とんぼ |
職業は ぼけ入り前の 家事見習 |
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てるみ |
殿方の自立が救う介護年 |
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クロちゃん |
還暦の祝い先取りニューパソコン |
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沙羅 |
還暦を ふれてまわって 祝い待ち |
| １／１５ |
クロちゃん |
初春に新パソコンと格闘し |
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てるみ |
初春に誓うはあわてず平常心 |
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古苑 |
パソコンと格闘しながら頬ゆるめ |
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１月・後半
| １／１６ |
fgf |
君思う香るカトレア鮮やかに |
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極楽とんぼ |
さびしいわ その気になれば 口癖か… |
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てるみ |
厚き胸そっと頬寄せ音を聞く |
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クロちゃん |
賀状で記念切手のお年玉 |
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極楽とんぼ |
さびしいわ その気になれば 口癖か… |
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古苑 |
甥っ子がくれた記念か年賀状 |
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かみ |
確率の計算虚し年賀当選 |
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てるみ |
懐かしき友より届く年賀状 |
| １／１７ |
クロちゃん |
震災の思い出深め寒戻る |
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てるみ |
震災の復興のむら腹立たし |
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沙羅 |
震災のあのやさしさを忘れまい |
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古苑 |
震災と知ったあの朝わすれない |
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古苑 |
国民の不在の政治が空回り |
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沙羅 |
震災で揺れる我が家で船酔いを |
| １／１８ |
博苦 |
ラーメンの汁まで啜る酒の後 |
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fgf |
吉光に博苦不在だ我一人 |
|
クロちゃん |
身にしみる四温の後の寒さかな |
| １／１９ |
クロちゃん |
山茶花が垣根を赤く飾りおり |
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古苑 |
我が物と隣の山茶花ながめおり |
|
てるみ |
花音痴どの花見てもごんべ花 |
| １／２０ |
クロちゃん |
冬ぬくし財布ゆるんであれこれと |
| １／２１ |
hissy |
大寒に袖をまくりて過ごしおり |
|
hissy |
大寒も池面ぬるんで鴨数羽 |
|
古苑 |
大寒の朝に吐く息春めいて |
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博苦 |
澄み切った大観染みる富士の山 |
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ばにらあいす |
１月の雷！上司？本物だ！！ |
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古苑 |
春雷か？まだ早いよと寒雷が |
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博苦 |
春雷を落とせ盆暗外務省 |
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てるみ |
店先を傘飛び人飛び物が飛び |
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クロちゃん |
年始め新規トライも焦らずに |
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古苑 |
パソコンの設定オーケー初トライ |
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博苦 |
BGM付けた Mailで Mood good! |
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てるみ |
シュレータートライトライで恐れられ |
| １／２２ |
クロちゃん |
冬の夜に一息入れたら雨の音 |
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博苦 |
出会い系一息入れる冬の夜 |
|
てるみ |
お湿りはのどを保護して腰痛め |
| １／２３ |
博苦 |
枯れ茶花一片落とす早春譜 |
| １／２３ |
「まさよん結婚披露会場」 |
|
だるま君 |
これからは２人織りなす夢模様 |
| １／２３ |
クロちゃん |
雪の舞い８年前の悪夢かな |
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古苑 |
過ぎ行けばみんな思い出今がある |
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古苑 |
悲しみも苦しみさえもたからもの |
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てるみ |
薄皮を剥ぐがごとくに悪夢去れ |
| １／２４ |
ネック |
亡き母の 思い出辿り 店行脚 |
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てるみ |
振り返る道しるべなり店明かり |
|
古苑 |
思い出の数だけ笑顔にめぐり会い |
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古苑 |
亡き母の温もり探し一人旅 |
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博苦 |
亡き母を背負うて巡る春行脚 |
|
ぱふぱふ |
赤い糸結んで春をふりかける |
|
クロちゃん |
気がつけば残り三日の初場所 |
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博苦 |
週末の三日で暮らす春の優 |
| １／２５ |
hissy |
ルーチンの仕事で気づく来る節季 |
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hissy |
この不況一年先より明日が先 |
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古苑 |
先行きの不安を隠すか春霞 |
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古苑 |
計画のたてようのない雪消道 |
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博苦 |
明日の舞い雪の行方に聞くがよい |
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てるみ |
退化した頭を使い今生きる |
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クロちゃん |
新パソもバックアップで一段落 |
| １／２６ |
クロちゃん |
１月の誕生会孫４歳 |
| １／２７ |
クロちゃん |
ラグビーの接戦楽しロスタイム |
|
ごん |
春近し節分嬉し鳩の群れ |
| １／２８ |
博苦 |
日溜りの路地に見つけた紅早梅 |
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古苑 |
梅蕾雪の衣装で春遠く |
|
クロちゃん |
足元をストーブでカバー冬の夜 |
|
博苦 |
冷え切った弧庵で一人春を待つ |
|
情野清一郎 |
公金で 支払いしたい 闘病費 |
|
情野清一郎 |
ステーキを 食べてなりたい 狂牛病 |
|
情野清一郎 |
イチローに 日本の野球 影薄し |
|
情野清一郎 |
タリバンに テレビ番組 ヤワにされ |
|
情野清一郎 |
怪我をして シナリオ以外の 車椅子 |
|
博苦 |
公金で 支払う馬も 報償費 |
|
博苦 |
ステーキに して食べたいよ 農水相 |
|
博苦 |
イチローに 日本のスポーツ 影薄し |
|
博苦 |
タリバンで テレビ番組 大儲け |
|
博苦 |
怪我をして シナリオ以外の 友見つけ |
|
てるみ |
初顔の句に見る苦悩身に感じ |
| １／２９ |
クロちゃん |
寒さ増し休肝日明けの酒うまし |
|
博苦 |
熱燗のチンチン音でもう一杯 |
|
てるみ |
新純米 選ぶ楽しみ飲む楽しみ |
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てるみ |
生牡蠣を前に悩むは鍋・フライ |
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古苑 |
熱燗の徳利片手に鍋囲み |
|
古苑 |
冷酒もおつなもんだと君がいい |
|
古苑 |
生酒を氷浮かべて舌鼓 |
|
博苦 |
熱燗で酔わす酔わされ時の運 |
|
てるみ |
本年は春になったらお手合わせ |
| １／３０ |
兼日題は「姫始め」「冬景色」です！ |
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博苦 |
姫(秘め)の事いつが始めや終いやら |
|
博苦 |
曇り窓津軽海峡冬景色 |
|
古苑 |
春想い見納めかなと冬景色 |
|
古苑 |
焼酎のロックの音か姫はじめ |
|
hissy |
霜降りて淡く黄緑蕗のとう |
|
hissy |
雲走り月煌々と冬の空 |
|
hissy |
雨やみて山くっきりと冬景色 |
|
hissy |
肩触れて何故かほんのり頬染める |
|
hissy |
風呂上がり薄く紅ひく妻の部屋 |
|
hissy |
事終えて廊下バッタリ子の目線 |
|
hissy |
メールにて催促される遊び人 |
|
hissy |
ロウバイの夕陽に透ける浅黄色 |
|
hissy |
白梅に願い絵馬合う砂利の音 |
|
クロちゃん |
古き友初体験のメールくれ |
|
クロちゃん |
冬景色厚着の主に犬元気 |
|
てるみ |
姫始め忘れる歳になりにけり |
|
てるみ |
お互いにいたわり合って冬景色 |
|
てるみ |
姫始めこたつの中で合図して |
|
金さん |
冬景色 少し先には 蕗のとう |
|
金さん |
壁紙に キラキラ光る 冬景色 |
|
金さん |
アルプスを 壁紙にする パソコンライフ |
|
pink |
香りたつ蝋梅切りてそっと活け |
|
pink |
熱燗やコート替わりの冬景色 |
|
pink |
冬景色スルメあぶりつ暖をとり |
|
pink |
寒風や街ゆく人の急ぎ足 |
|
pink |
冬日向一針ごとに繕えり |
|
ささき |
梅咲くも そびえる富士は 冬景色 |
|
ささき |
梅を観て しばし忘れる 冬景色 |
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ばにらあいす |
姫始め私はそうでもあなたには？ |
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ばにらあいす |
私には内緒であなたは「『秘め』始め」 |
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だるま君 |
パソコンの涙で我が家雪景色 |
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NANA |
夢の字を一文字挿入姫始め |
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NANA |
冬景色 冷たさ染みる 五十肩 |
|
NANA |
夕焼けに 染み渡る風 冬景色 |
| １／３０ |
クロちゃん |
冬晴れも冷たい風に襟を立て |
|
fgf |
リハビリに精出す君に風負けじ |
| １／３１ |
fgf |
秘め始め気合込めるは姫始め |
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クロちゃん |
窓からの陽射し暖か春間近 |
|
博苦 |
ぽかぽかと車外の寒さうそのよう |
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古苑 |
春の日のスクリーンの中夢誘い |
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